医療保険は大きく二つのタイプに分けられます。ひとつはあらかじめ生命保険に特約としてついてくるもので、これは「医療保障」と呼ばれることもあります(ここから先も、医療保険と分けるためにこの言葉を使います)。
例えば死亡保険などの主となる保険に、入院時の医療保障を付け加えて厚みを持たせるというものです。
そしてもう一つは単独の医療保険です。こちらは例えば終身保険や定期保険といったものが代表的です。
単独の医療保険の場合は医療保障と比べると保険料は割高になる傾向があるので、そこで二の足を踏んでしまう方もおられます。
しかし、こうした医療保険には特約としてついてくる医療保障よりも細かく行き届いたサービスが用意されているのもまた確かなので、一概にどちらが悪いとは言えません。
入院した時や手術した時、そして病院に通っている時など病気や怪我に見舞われた場合生命保険の特約としての医療保障よりも、例えば様々な事態に応じて給付金が下りることで医療保険ではもっと様々な形で保障してもらえます。
ただ、一口に医療保険と言っても各会社ごとにサービスの内容は違ってくる部分が多いのも確かです。
他に例を挙げれば、特定の疾病に的を絞った、成人病や癌に対する特約を付け加えられる医療保険もあります(専門用語で言うところの「第三分野保険」と呼ばれるものです)。
なんだか複雑そうですが、各保険会社がどんどん様々なサービスを提供している医療保険の世界だからこそより自分にとってしっくりくる保険を選ぶことが出来るのが魅力的です。
また、医療保険は生命保険の特約としての医療保障と比べて単独して契約するものなので、かけている保険の内容やコストが把握しやすいという点もまた重要なポイントになってきます。
ですので、事前に計算を重ねることでどれぐらいコストがかかっているか、それに見合う給付金や終身保険の場合は解約返戻金が戻ってくるかを確かめることも大切です。
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